ドアのノックはゆっくりと

札幌市の鍼灸院 快気堂鍼灸院白石で紡がれる物語

*

めぐりあいそら(活法レポート2016完結編)

   

伊東温泉の朝

前回のお話>>忘年会シーズン到来!はじめての宴会芸はこれで決まり!!(活法合宿2016レポート⑪) | ドアのノックはゆっくりと

合宿2日目の朝は、午前5時に目覚めました。

天気も良かったので、旅先での習慣としている早朝散歩へ。

歴史ある温泉街の醸し出す独特の風情を味わいながら、海辺までボンヤリと歩きました。

IMG 7999

朝からヒリヒリと肌を焼く太陽と、太平洋の湿気を孕んだモンスーンの風は、冬の気配さえ漂い始めた札幌仕様の身体には、何かの冗談のようにさえ感じます。(この日、なんと日中は30℃になりました。)

前日、午前2時過ぎまで宴が続いたので、こんな時間に活動しているのは私くらいだろうと思っていましたが、iPhoneでフェイスブックを見ると、松尾織絵さん(キョーココーポレーション)がすでに早朝ジョギングを終えた記事をアップしていて、密かな私の朝の優越感が脆くも崩壊しました。活研メンバーは侮れません。

朝食はバイキング形式で、おいしくいただきました。

伊東温泉の名物は「アジの開き」ということで、固形燃料で魚を焼く鉄板が一人一人の席にあり、焼きたてのアジの開きを堪能しました。ただ、正直に言いますと、魚は北海道の方が美味しいと感じました。しかし、これは郷土愛という強力なスパイスによるものかもしれません。

栗原先生が、ブログでアジの開きを旨いと絶賛されていたので、北海道に来た時が楽しみです。

活法で若返る練習、そして新技

朝食を終えた後、いよいよ、2日目の活法講習です。

まず、モーニング活法と題して、秋澤先生から活法の自己調整法を伝授されました。

活法講習1

良い施術を続けるためにも、施術する側の健康を維持していくのは大事なことです。

股関節の調整、腰椎の調整、胸椎の調整、頚椎の調整、そして、活法独特の呼吸法を学びました。

加えて、活法秘伝の若返り術も公開され、女性陣を中心に大いに盛り上がりました。

その後は、新しく開発された二つの新技の練習となりました。

一つは、腹斜筋・腹直筋の導引。今まで二つの技で調整していたところを、一手で改善できる優れものです。

もう一つは、肩甲骨を上げて調整する、肩こりに効果的な技。

新技のために、気づいていない効果はないか、より効果的な使用方法はないかと検証をしながらの練習となりました。

温泉街として戦国時代からの面影を残す伊東温泉で、「こうやって、昔の人は活法を作り上げていったのかも」と思いを馳せられたのは、貴重な経験だったと思います。

さらに、うつ症状に効果的と考えられる、意外な器具を利用した施術も、栗原先生から紹介されました。

皆さん、早速スマホを起動し、Amazonでその器具を注文していました。良いと思ったものは即試してみるという、活研メンバーの習性が発揮された瞬間です。

関東周辺のメンバーのところには当日配達され、帰ったら届いていたとのこと。Amazonすごいですね。

私はAmazonプライム会員ですが、札幌に届いたのは2日後でした(それでも早いですけど、、)。

残った時間で、好きな技を復習して良いとのことだったので、私は坐骨神経痛に効果絶大な「坐骨上げ」をみっちり練習させてもらいました。

坐骨上げは、見た目と違って注意すべきポイントがたくさんあり、力の入れ具合も難しく、一回やるだけで汗だくになってしまいます。

気温30℃の中で繰り返し繰り返し練習したため、集中豪雨にでもあったのかというほど、私の黄色い活法Tシャツはベチャベチャになりましたが、技を受けてもらった橋本代表のOKが出たので、大きな自信になりました。

そうこうしているうちに、あっという間に講習時間は終了しました。

神様からの贈り物

二日間に渡って続いた活法講習もついに終了です。

最後は、参加メンバー全員で記念写真。

Komatsuda記念写真

みんなで真摯に頑張ったご褒美なのか、全能神の宇宙意思エネルギーがほぼ全員に注入され、komatsudaくん化するという奇跡の瞬間が撮影されました。

その後は、道の駅に移動し、全員で最後の昼食をとることに。

私は、レンタカーで観光に出かけていた妻のマナコさんと合流して、道の駅へ向かいました。

息子くんの成長

私が講習を受けている間、マナコさんたちは、秋澤先生に紹介していただいたテディーベアーミュージアムや猫の_に行ってきたとのこと。

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テディベアミュージアム ねこと遊べる美術館ˇ

伊豆高原ねこの博物館 トップページ

息子くんは、猫にちょっとしたトラウマがあって、見る度に怖がってパパママに飛びついたりしていたのですが、その息子くんが、真新しい小さなテディーベアを握りしめつつ、「猫ちゃん、大人しくて触れたよ!可愛かったよ」と満面の笑みで語り、この旅での成長を感じさせました。

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道の駅の駐車場では、到着が少し遅れた私たちを、藤沢組のプリンス大島さんと、青山兄貴が心配そうに迎えにきてくれました。藤沢組の仲間に対する暖かさと気遣いに、恐縮しながらも、ちょっと感動してしまいました。

関東で藤沢組の勢力が爆発的に拡大している理由が垣間見えた気がします。

道の駅では、海鮮丼で有名なお店に入店。大人気スポットらしく、非常に混んでいました。

合宿をやり遂げた安堵感に包まれながら、まったりと今回の旅を振り返りつつの昼食です。

活法合宿がもたらしたもの

様々な出来事があった今回の活法合宿。

全てを思い返してみて、心に最も強く思い浮かなんだのは、「神」でも「komatsudaくん」でも「アガシックレコード」でもなく、「仲間」というキーワードでした。

鍼灸師は、基本、孤独な職業です。逆に、個性的で個人主義的な人間が鍼灸師になることが多いとも言えます。

私も、先輩後輩、同僚、友人という存在はいましたが、「仲間」という言葉にはピーンとこないまま、40代を迎えました。

むしろ、テレビをはじめとするメディアで「仲間」や「絆」が強調される度に、なぜか覚めた違和感に苛まれてきました。

今回の活法合宿で、参加メンバーの距離がぐっと縮まったと思います。

一泊2日と短い時間でしたが、目的を共有し、技を掛け合い、軽口を叩き会いながら、バカなことに年甲斐もなく一緒に熱中するなかで、飾ることなく自分をさらけ出しても大丈夫という信頼感が強まっていったのだと思います。

そして、マナコさんと息子くんに対する活研メンバー皆さんの対応もまた、心に強く残りました。

本来、合宿とは無関係の2人を、暖かく向かい入れ、気遣い、過剰なくらい可愛がってくれた参加メンバーの姿に、人のために精一杯尽くすことに悦びを見い出す、治療家としての深い心の暖かさを感じました。

今まで味わったことのない、共感と信頼感、これを言葉にするならば、「仲間」となるのかもしれません。若い頃の私であれば、照れ臭くて、絶対口にできない言葉ですが。

空の彼方へ

私には、大きな夢があります。活法、そして、整動鍼という革新的な技術を駆使し、広め、この世界をより良く変えたい!といささか誇大妄想的な夢を持っています。

まるで、雲に乗って、天空の果てを目指すかのような話ですが、「この仲間たちとなら挑戦できるかも」という期待が、胸の奥底でユラユラと揺らめきます。

昼食が終わると、栗原先生が国定さんと一緒に、海に突き出した防波堤の端まで行って、何やらゴニョゴニョと準備をしています。

もしや、2013年のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第1話の能年玲奈ちゃんにインスパイアされ、海に飛び込むのか!?と心配になりました。

みんなで追いかけて行ったところ、なんとドローンが私たちめがけて飛んできました。

ドローン

栗原先生が最近はまっているドローンで、私たちを空撮したいとのこと。

気温30℃なのに、なぜか長袖で涼しい顔をしている栗原先生が、器用に操縦桿を操作し、私たちの頭上2メートル付近にドローンを待機させました。

一箇所に集まった私たちは、一斉に空を見上げました。視線の先には、オレンジ色のドローン。

ドローンは、高いモーター音を一瞬響かせたのち、みるみる空高く舞い上がっていきました。

高く、高く、もっと高く。

私たちの瞳は、夢のありかを遥かに超えた空の向こうを、しばらく見つめていました。

▲栗原先生編集の動画です。

これまでを振り返って
The Long Winding Load (活法合宿2016レポート①) 
無神論者が神に祈るとき(活法合宿2016レポート②)
新生命体「Komatsudaくん」の誕生(活法合宿2016レポート③)
愛とは何か?(活法合宿2016レポート④)
創造性を養うために必要なたった一つのこと(活法合宿レポート⑤)
なぜ合宿本編へたどり着けないのか?アキレスと亀のパラドックス(活法合宿2016レポート⑥)
治療技術が生まれる瞬間(活法合宿レポート2016⑦)
神様の選択と温泉サバイバル(活法合宿レポート2016⑧)
Think Different.(活法合宿2016レポート⑨)
トラウマ大宴会(活法合宿2016レポート⑩)
忘年会シーズン到来!はじめての宴会芸はこれで決まり!!(活法合宿2016レポート⑪)

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