札幌市・白石区の鍼灸院|頭痛・めまい・耳鳴・突発性難聴・肩こり・首の痛み・顔面神経麻痺・花粉症

しびれの症例

全ての症例を掲載することが難しいため、一部を紹介します。

症例6 両足のしびれ

患者

60代 女性

来院

2017年 2月

症状

両足で足全体のしびれがある。2〜3年程前に右足からしびれを感じ始めた。原因として思い当たることは無い。熱いような冷たいような感覚になる。一時期、歩けないほどの症状だった。現在はいつもしびれがあるわけではなく、突然強いしびれが発症する(1日に一回程度)。病院には行っていない。習い事の先生のブログで当院が紹介されていた事から、鍼治療でしびれを改善できるのではないかと考え、来院に至る。

治療内容と経過

<一診目>

しびれの強く出る箇所から、腰椎周辺にある筋肉のバランスが崩れていると考えた。左右差が強い部分があったので鍼をしたところ、しびれが減弱した。

<二診目>

前回の治療後より、足の裏から内側にかけてのしびれが気になる。胸椎周辺を探ると緊張が強い点があり、しびれの箇所と関連するポイントだったため、鍼をしたところ、しびれが減弱した。

<三診目〜六診目>

二診目と同様の治療を週に一度のペースで続けた。治療毎にしびれを感じる回数が減り、六診目までには、日常生活でしびれを感じることが無くなった。

しびれを感じなくなると、腰の痛みが気になるようになったため、通院を継続中。

 

同時に治療した症状

五十肩

使用した主なツボ

L2(1)R T11(1.5)R

まとめ

足の痺れの原因は様々である。今回は、胸椎周辺筋肉の過度な緊張が、股関節から足先までの動きに歪みを生じさせていたため、足の裏に負担が集中し、しびれが発生したと推察される。足の痺れというと、坐骨神経や梨状筋に原因を求めがちであるが、解剖学的では無く、動きの歪みをヒントに原因を探ると、早い解決に繋がることが少なくない。原因さえ特定できれば、数年続いたしびれであっても、少ない鍼で成果を出すことが可能である。

症例5 指から手全体、腕、肘、背中、胸、足の裏へと広がった痛みとシビれ

患者

30代 男性

来院

2016年 9月

症状

5月16日、起床時に右手の小指・薬指に痛みと痺れを感じた。数日すると、痛みは手全体に広がり、半月後には肘までシビれるようになった。6月に入る頃には、足の裏にも痺れを感じ、次いで、左手にも痺れが出現した。8月になると、背中にも痺れが発症し、上半身全体に広がった。背中の痛みで、就寝後何度も目覚めてしまう。9月に整形外科にて首のMRIを撮った。頸椎3番から6番にかけて軟骨が多少すり減っている事、もしくはストレートネックが、痺れと痛みの原因であると医師に説明される。他の整形外科、がんセンターで検査をしたが、大きな異常は発見されなかった。リハビリの際、理学療法士に「肘部管症候群があるのでは」と言われる。仕事は一日7〜8時間PCの作業をしていたが、症状が悪化するばかりであったため、会社を退職した。整体でも効果が出ず、鍼治療しかないと考え、口コミサイトで当院を発見し、来院に至る。

治療内容と経過

<一診目>

訴える症状の中で、最も辛いものを聞くと、背中と胸の痛みであった。背中を触診すると、右側の肩甲骨よりもやや下の脊柱起立筋上に強い緊張がみられた。背中との連動に着目し、膝のツボに鍼をしたところ、背中の緊張が緩和した。胸と背中の痛みは気にならなくなった。次に、右手の指の痺れが気になりだしたとのことなので、関連する背中のツボに鍼をした。5分後、右手の痺れが消失した。

<二診目>

前回の治療後、翌日に右の肩甲骨の下のあたりの痺れが再発、2日後には、指の痺れも出てきた。手のむくみが気になっていたが、それは緩和した感じがするとのこと。

前回と同様の治療をしたところ、背中と指の痺れがほぼ消失した。

<三診目>

左の小指の内側に痛みを感じる。右の背中は相変わらず痛む。左の指の痛みに対して、関連する背中のツボに鍼をしたところ、痛みが緩和した。背中の緊張は、前回と場所が変わっていたため、それに対応する膝のツボに鍼をしたところ、痛みが消失した。

<四診目>

左の指と背中の右側が辛い。指は前回と同様の治療。背中は、前回から場所が移動していたので、対応する肘のツボに鍼をしたところ、症状が消失した。

<五診目>

前回までの症状はほぼ消失した。右の腰から足にかけて痛みと痺れを感じる。関連する手のツボに鍼をしたところ、症状が消失した。一月後、症状を確認したが、再発しておらず、仕事にも復帰できたとのことなので、治療を終了した。

同時に治療した症状

腰痛 足の痺れ

使用した主なツボ

曲泉R T5(1)R、L 膝腰関R 天井R 腰腿点①R

まとめ

指の痺れからはじまり、ほぼ全身に広がった痛みと痺れ。病院ではハッキリとした原因が掴めなかったため、様々な診断をされ、その都度不安となり、振り回され、症状が悪化して仕事を辞めざるをえなかった。このような例であっても、身体の連動性に着目することで、原因を発見し、アプローチすることが可能である。「指の痺れ」は一般的に、首や肘、手首に原因を求めるが、胸椎との連動性の不具合が本当の原因である事が多い。原因さえ発見できれば、連動性を鍼で調整することで、回復につながる可能性は高い。仕事に復帰するお手伝いが出来た事は、鍼灸師として非常に嬉しい。

症例4 肩から指先に広がるしびれ

患者

60代 男性

来院

2015年 11月

症状

3ヶ月前より左肩から手の指先にかけてしびれが続く。「テレビを見ているときに肩を変に動かしていたのが原因かもしれない」とのこと。整形外科には行かず、整骨院で電気治療と鍼治療を受けたが改善の兆しが無かった。デスクワーク中心の仕事であるが、出張が多く、車に乗っている時間が長い(月に1〜2回、1日に7〜8時間、助手席に座りっぱなしの出張がある)。ゴルフが趣味で、月に3〜4回通っているが、しびれでプレーに支障が出始めた。娘さんの紹介で、当院へ来院。

しびれ004

治療内容と経過

<1診目>

しびれが最も強い部分を確認すると、左手の人差し指だった。肩甲骨間を触診すると、指のしびれに関連するポイントに反応があったので、鍼をしたところ、しびれが半分以下になった。

<2診目>

肘の内側と、親指・人差し指の先にしびれを感じる。前回と同様の治療で、肘と指先のしびれがほぼ消失した。

<3診目>

「しびれは大分良くなり、ちょっと気になる程度」とのこと。前回と同様の治療をし、しびれが気にならないレベルになったので、治療を終了した。

 

二週間後に確認したところ、再発していないとのことだった。

同時に治療した症状

肘のしびれ

使用した主なツボ

T2(1)L T3(1)L

まとめ
肩甲骨間の不具合が、指のしびれへと繋がり、肘にも拡大した症例。ゴルフの際、クラブを握った手とスイング時の肩甲骨の挙動の連携がうまくいかず、その負担が肩甲骨間の筋肉に積み重なっていき、指先のしびれへとつながったと推察される。しびれを発生させるポイントを正確に特定し、鍼治療で動きの連動を修正できたため、しびれの早期改善につながった。この症例のように、無意識のクセを修正できるところが鍼治療の強みの一つである。患者は動きの修正を意識する必要が無いので、ゴルフのフォームを不自然に崩すことなく、問題を解決することができた。

症例3 手首から指先まで広がるしびれ

患者

60代 男性

来院

2016年 11月

症状

1ヶ月前から左手全体にしびれが発症した。左手だけ指先がむくんでいる感じがする。日を追うごとにしびれが拡大し、現在は「肘までピリピリする」。朝方もっともしびれを感じるが「常にだまっていても手のしびれがある。」とのこと、10月の中頃から仕事がかなり忙しく、その頃から症状が増悪した。整形外科の検査では首に軽いヘルニアがあるが、原因とは考えられないと診断された。病院では治療の必要が無いとされたが、症状が強くなってきており、仕事にも影響が出始めたため。以前、腰痛で通っていた当院を思い出し、来院。

しびれ00302

治療内容と経過

<1診目>

左手のしびれは、首の緊張が引き起こしていると考えた。首を触診すると、しびれを誘発するポイントに強い緊張がみられたので、関連する手のツボに鍼をしたところ、しびれが減弱した。

<2診目>

前回の治療後、手のしびれは改善し、指先だけ感じるようになった。前回と同様の治療をしたところ、しびれが消失した。「むくみも感じない。」とのこと。

<3診目>

手に「ほんの少し違和感が残る」とのこと。1診目と同様の治療をしたところ、違和感も完全に消失したので、治療を終了した。

同時に治療した症状

肘のしびれ

使用した主なツボ

六谷L

まとめ
首の筋肉の緊張が手のしびれの発端となった症例。この首の緊張は、触れると米粒の半分程度の大きさで感じられる。この小さな異常が、仕事に支障を来すほどのしびれを誘発していた。レントゲンなどの画像診断では、見分けるのが困難であるが、丁寧な触診をし、ハッキリとした原因を捉えることができれば、この症例のように、一本の鍼で症状の改善につなげることも可能である。

症例2 右腕のしびれ 背中・胸の痛み

患者

30代 女性

来院

2016年 9月

症状

一年以上前から、右腕の内側にしびれがある。重いものをつまんで検査をする仕事が原因ではないかと考え、半年前に辞めたが、しびれは治らなかった。整形外科でレントゲン検査をしたところ、原因は分からず、医師には筋肉痛と診断された。湿布とロキソニンを処方されたが、時間が経つと共にしびれは増悪し、背中と胸も痛むようになった。乳腺外科でも検査をしたが異常なしとの診断。肩こりも強いので、マッサージやカイロに行くが効果を感じられず、「仕事を続ける限り回復は難しい」と言われる。ネットで、鍼はしびれにも効果的であることを知り、札幌市内でしびれを得意とする所を探し、当院へ来院した。

しびれ002

治療内容と経過

<1診目>

触診で、右の首の前側に強い緊張があり、仰向けの状態で首を持ち上がることができなかった。手にある関連するツボに鍼をしたところ、緊張が緩和し、首が持ち上げられるようになった。「肩のコリも楽になった。」とのこと。さらに、触診で肩甲骨の内側にも強いコリを発見した。肩甲骨と腰の連動性に注目し、腰のツボに鍼をしたところ、肩甲骨内側のコリが消失した。同時に、手のしびれが無くなり、背中と胸の痛みも感じなくなった。

<2診目>

前回の施術以来、しびれを感じていない。「肩と首の張りがまだある」とのこと。腕を上げると肩の痛みが出現する。痛みが発生する動作から、下部頸椎の不調を疑い、関連する足首のツボに鍼をしたところ、肩の痛みと首の張りが消失した。

<3・4診目>

2診目と同様の治療をした。4診目で首・肩の不調を感じなくなったので、治療を終了した。

 

1ヶ月後、別の症状で来院されたが、腕のしびれ、首・肩の痛みは再発していなかった。

同時に治療した症状

肩こり 背中・胸の痛み

使用した主なツボ

合谷R T10(3)R 足太陽R

まとめ
全ての症状が、腰の不調に端を発していた症例。腰の不調と腕のしびれ、胸・背中の痛みは、一見すると無関係に見えるが、動きの連動性に着目すると密接な関係が見えてくる。連動性の異常は、レントゲンなどの画像診断や、一般的な徒手検査では発見が難しい。原因不明、神経の不調と診断され、不定愁訴や生活習慣病とされてしまう例も少なくない。痛みやしびれのある箇所だけを見るのではなく、症状を引き起こす原因を全身から探すことで、一年以上悩まされ、治らないとされた
症状が、今回のように短期間で解消することも多い。

症例1 左腕から手にかけてのしびれと冷感

患者

40代 男性

来院

2016年 6月

症状

一年半ほど前から、左腕と左の手の小指側にしびれがある。定期的にマッサージに通い、半年前に緩解したが、一か月前から症状が再発し、徐々に悪化。しびれに加えて冷たい感じがするようになった。しびれは常時あり、車の運転中に増悪する。脳外科でMRIを撮ったが、異常なしと診断される。「あとは、鍼治療くらいしか打つ手がない」と考え、当院を受診した。

しびれ001

治療内容と経過

<1診目>

触診すると、腕のしびれに関連する下部頸椎に反応があった。この反応の発端と考えられる手のツボに鍼をしたところ、しびれが消失した。

<2診目>

前回の治療後、一日良い状態が続いたが、2日目から徐々にしびれが出てきた。腕全体だったしびれの箇所が、小指側にハッキリと感じるようになった。小指側のしびれに関連する胸椎を触診したところ、反応があった。前回の治療に加え、胸椎の脇のツボに鍼をしたところ、しびれが消失。「冷たい感じも緩んだ気がする」との事。

<3〜4診目>

2診目と同様の治療をした。4診目で完全にしびれが消失し、「冷たい感じもしない」との事なので治療を終了した。一か月後に確認したところ、再発はしていないとのこと。

同時に治療した症状

肩こり

使用した主なツボ

六谷L T5(1)L

まとめ
一般的に、しびれがあると神経あるいは脳の異常が原因ではないかと考えがちだが、実際は脊椎(背骨)と手の動きのバランスに問題があることが多い。この場合、レントゲンやMRIなどの画像検査をしても異常なしと診断されてしまう。動きのバランスが一度崩れると、時間と共に歪みがまして、しびれや冷感が増悪することも多々ある。しびれを引き起こしている本当の原因を見抜き、適切な治療を加えることができれば、再発しない身体に比較的短期で調整することも可能である事を示した症例となった。
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