さとうみつろうさんのトークショーに行ってきました！

2015/03/26 2015/03/28

こんにちは、先日掃除をしてたら棚の裏から５０円を発見して浮かれている快気堂鍼灸院受け付けスタッフのマナコです。
もしかしたら院長のヘソクリの一部かも知れませんが、見つけた者の特権でうまい棒を５本買おうと思います ( 納豆味 ) 。

さてさて、先週の土曜日２１日は春分の日でしたね。
お天気にも恵まれたいい休日でしたが、私には待ちに待ったビッグイベントが控えていたのです。

そうです、さとうみつろうさんのトークショー＆ピアノライブです。

ん、さとうみつろうて何者？アーティストにしては平凡な名前だし、知らない人にとっては誰だそりゃてな感じですよね。
「笑えるスピリチュアル」で検索するとみつろうさんのブログが出てきます。
興味のある方はぜひご覧下さいね。

私は特段スピリチュアル好きではないし占いなどにハマる方ではないのですが、みつろうさんのブログは面白くて大好きで著書も持ってます。
息子がアレルギーやアトピーがひどくて母親である自分を責めてばっかりだった頃、みつろうさんの本を読んで「うん、大丈夫！」と元気になったことからファンになりました。

今回のイベントには友人のまゆゆ ( 仮名 ) と母と共に参加してきました。
１時間前に１番で並び、最前列の真ん中の席をGET。

以下「プロフェッショナル」風にレポートしたいと思いますので、橋本さとしの声とスガシカオ的な歌をイメージしてお読み下さい。

この日かでるホールの入り口は人だかりで溢れていた。
客の目当ては、この男のライブ。
明らかに怪しい手書きの看板。一体何者だ。

開場と共にホールは人でいっぱいだ。
と、開演前の舞台にピンクのTシャツを着た１人の男が現れた。

男の名は、さとうみつろう。職業、よく分からない。
見た目も喋りも、チャラい。

この男、とにかくよく動く。
舞台を降りてホール中を縦横無尽に動き回り客に話しかけまくる。
開演前なのに、すでに公演真っ最中のような盛り上がり。
客席全体が一体感を持った愉快な雰囲気に包まれる。

本番が始まっても、ノリは変わらない。
舞台から客にドンドン言葉を投げかけ、ギャグの応酬で笑いに持ち込む。

「幸せは、目に見えない」

抽象的で難しいテーマを、爆笑トークで進めていく。

勝手に記念写真を撮る者もいる ( 私だ ) 。自由過ぎる。
しかし、ここからが彼の真骨頂だ。

さとうみつろう仕事の流儀その１〜自分の書いた本の内容を忘れる〜
５ケ月前に出版した本の内容を全く覚えてない。この本を読んでみんなここへ来たと言うのにだ。
あげく、客にその本の解説を頼む始末。
大丈夫か。

さとうみつろう仕事の流儀その２〜無理難題を客に投げかける〜
犠牲者は、最前列で観覧していた１人の男。
トークショーの終わりまでに短歌を作れと要求される。
ただ客として楽しみに来ただけなのに、呆然とする男。
だ、大丈夫なのか。

後半は、ピアノライブ。
弾き語りで、カノン瞑想。

「ありがとう、私」

今までのトーンから一変して、優しい語りとピアノの音色に泣き出す客もいる。

と、ここまでプロフェッショナル風できましたが、疲れてきたので普通に書きます。

これまでの文章を読んでも内容は全く伝わってないと思いますが、笑えて泣けて大満足のイベントでした。

参加した人それぞれの捉え方があると思いますが、要は既に持つてるエレキテルな幸せを抱きしめましょうと言うこと ( 札幌公演限定ギャグ ) 。

人ってすぐに自分が持っていないものばかりに目がいって、今あるあたりまえの幸せを忘れがちになりますよね。少なくとも、私はしょっちゅう忘れて不満だらけになります。
遥か遠い未来ばっかり見つめてここじゃないどこかを探していないで、今を目一杯楽しんで自分と周りにいる人達を大切に生きましょうってこと。たったそれだけ。
でも、たったそれだけの簡単なことを、人に教えてもらわないと思い出せない愚かな自分なんですよね。それに気づけただけでも大好きだ自分。そして夫と息子とみんなが大好きだ。

公演後、最前列のご縁で仲良くなった方達と、みつろうさんをバックに記念写真。

出会えて良かったです。

楽しくて魅力的なご夫婦の旦那様はみつろうさんに短歌を作れと言われた人ですが、見事に素晴らしい句を作って大喝采。みつろうさんとも熱いハグをしてました。
他のみなさんも素敵な人ばかりな上に初めて会ったとは思えないほど仲良くなり、なんと初のLINEグループを作って交流をすることになりました。リア充の仲間入り。

札幌に来てくれたみつろうさん、そして一緒に行ってくれた母とまゆゆに感謝。
そして何より、半日近くも私がいない間息子の世話をしてくれた夫とお父さんに大感謝です。