札幌市の鍼灸院 快気堂鍼灸院白石で紡がれる物語

ドアのノックはゆっくりと

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ブルース・リーはカーテンレールを自作する

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カーテン01
「人は見た目が9割」なんてベストセラーがありました。確か、イケメンが偉いという話ではなく、人の脳が受け取る情報量のうち、視覚によるものが90%をしめるため、物事の評価に見た目が強く影響するという内容だったと思います。この事は、治療院にももちろん当てはまり、治療院のルックスの良さというのは治療成績まで影響を与えかねない重要な要素です。どんなに治療家の腕が良くても、漫画「のだめカンタービレ」のノダメちゃんの部屋のようなゴミだらけの治療室では、患者さんは不快で治った気がしないでしょうし、二度と行きたくないと思うでしょう。ゴミに囲まれた方が落ち着く特殊な趣向の方も少数いるでしょうが、、。

さて、清潔である事は当然として、治療院のルックスを構成する要素について考えた時、意外に重要な位置を占めるのがベッドを囲むカーテンです。
鍼灸院などの治療院に入って、パッと目に入ってくるものであり、視覚を占める面積も大きく、また、治療中も周りを囲むものなので、否が応でも治療院の記憶の大事な部分として脳に刻まれていきます。
鍼灸院をはじめとする治療院で使われるカーテンにはどういった傾向があるでしょうか?
1.医療施設的雰囲気を醸し出す、ブルーやグリーン、イエロー系のカーテン。
2.癒しを全面に押し出す、バリ風のダークブラウン系のカーテン。
3.好きなものに囲まれて仕事したい!趣味とセンスが問われる柄物カーテン。
といったところが代表的なものでしょうか。
では、快気堂はどんなカーテンを目指すべきなのでしょう。
1は整骨院なんかに多い形態ですが、白衣なんかを着て医療系を気取る感じは、権威嫌いの元ロケンローラーとしては受け入れ難いところ。かと言って、2は慰安的要素が全面的に出過ぎて、目標である「人生を変えちゃうほどの治療」には似つかわしくない気がします。3は、、、、自分の主張を押し付けすぎるのも、なんだか、、ねぇ。
シンプルで・自然で・ほっとできる(SSH空間)が理想ですが、個性を出そうとすると、カーテンってば、うなぎ登りに値段が上がってしまうのです。その額10万単位!
どうしたものか、途方にくれて、ピカソの代表作「ゲルニカ」を模写する日々を送る私。そんなとき、父・邦夫が人差し指を突き上げ、口角泡を飛ばしながら、こう力強く言い放ちました。
「俺に策がある!」
その姿は、さながら、「ドラゴン怒りの鉄拳」のラストシーン直前のブルース・リーのごとし。
邦夫
こ、これは期待していいのだろうか!?ちなみに、「ドラゴン怒りの鉄拳」は最高に爆笑できるブルース・リーのベストムービーだと個人的には思っています。日本人が敵だけど。
あれ?そう言えば、映画では「策がある!」と言い放ったブルース・リーは、実は策なんか全くないままに銃撃の中に特攻して、呆気なく死んでしまうラストだったけど、、大丈夫か父ちゃん!?
心配をよそに、トンテンカンと作業を進める父・邦夫。通常は金属製の味気ないカーテンレールが使われるのですが、なんと、木で自作のカーテンレールを作ってしまいました。カーテンレールこれが、思った以上に味があって、良い雰囲気を醸し出しています。さらに、このカーテンレール、既成の家庭用カーテンのサイズに合わせて作られているので、ニトリ等の家具屋さんで買った財布に優しいお値段のカーテンにサイズがピッタリ合う優れもの。やったね、父ちゃん!!ホームランだ!!!疑ってごめんよ。
カーテンレールが完成したので、理想のカーテンを求めて家具屋さんを何店舗か物色。コストパフォーマンスに優れる黄色のカーテンを推す父ちゃんを振り切り、2倍の値段のするベージュ色のカーテンを購入。鍼灸院の顔とも言えるカーテンの色。ここでは妥協できませんでした。早速、カーテンを装着してみると、、、。
カーテン02
まあ、なんということでしょう!!自然素材的なベージュ色でありながら、若干緑がかったカーテンが、壁の木の色彩とぴたりと融合して、シンプルで・自然で・ほっとできる(SSH空間)を作り出したのです。
ブルース・リーは倒れたが、快気堂は死なず。我々は、その歩みをまた一つすすめたのでした。

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