札幌市の鍼灸院 快気堂鍼灸院白石で紡がれる物語

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うつ 鍼灸

うつ症状なら足を鳴らそう。うつとダンスと鍼灸は、セロトニンつながり

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みなさん踊ってますか?快気堂鍼灸院白石の谷地一博です。

近年、うつ症状の方が増加していると言います。
統計によると、日本人は生涯のうちに、15人から7人に一人が、うつ病に罹患するとされています。ただし、日本人は、うつ症状になっても受診する率が低いため、潜在的な患者数は、もっと多いと考えられています。
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「なんだか、うつっぽいなあ」と感じた事のない人の方が少ないかもしれません。タレントのベッキーさんみたいに、いつも明るく元気で、「悩んだ事なんてありません」なんて言い切れれば素敵なんですけどね。
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 うつ症状なら鍼灸へ?

 鍼灸院でも、うつ症状の相談が増えています。
「え?うつ症状で鍼灸!?」と意外に思われるかもしれませんが、世界保健機関・WHOでも、科学的な調査により、鍼治療の十分な効果が認められた症状として「Depression」、つまり「うつ病」が挙げられています。
確かに、うつ症状の患者さんが、鍼灸治療によって、「薬の量が減らせた」「毎日が楽しくなってきた」「仕事に行けるようになった」など、症状改善していく例は数多く見られます。うつ症状は鍼灸の得意分野難じゃないかなと治療していて感じる程です。
うつ症状の人は、肩や首、顎の筋肉が非常に緊張して、ガチガチになっている事が多く、これを鍼治療で緩めてあげると、頭もすっきりし、かなり楽になります。その辺が、うつ症状を改善する秘密なんじゃないかと、父なんかは言っていましたが、最近の研究で、さらに興味深い事がわかって来ました。
その鍵になるのが、セロトニンです。
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うつとセトロニンと鍼灸の密接な関係

セロトニンとは、脳内で情報を伝達する際に使われる神経伝達物質の一つで、大脳を覚醒させ、自律神経や姿勢をコントロールし、痛みの調整にも重要な役割を果たすとされています。
セロトニンの効果として次のようなものが言われています。
  1. ストレスに強くなる
  2. 欲求不満にならない
  3. 快眠できる
  4. 朝から身体が活性化する
  5. 若々しく奇麗になる
  6. 冷え性を解消する
近年の研究で、うつ病の患者さんの脳では、このセロトニンが著しく欠乏している事がわかってきました。そのため、セロトニンの血中濃度を減らさないような薬が、うつ病の薬で使われるようになっています。
この、セロトニン、鍼灸治療によって、脳内の分泌が促進される事が報告されています。つまり、鍼灸治療は、うつ症状の原因であるセロトニン不足を解消する事で、うつ症状を改善している可能性があると言う事です。
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セロトニンは、どうしたら増えるのか。

さて、まるで万能薬のようなセロトニン、とても面白い物質で、どうしたら分泌が促進されるかが、長い間分かりませんでした。どんなに材料となる食べ物を食べても、また、ありとあらゆる様々な刺激を与えても、分泌が促進されず、研究者を悩ませていました。しかし、ある時、ついに分泌の鍵となるものが発見されました。それは「リズム」だったのです。
興味深いのは、リズムなら何でも良いのか!!と思う程、リズムの範囲が広い事です。呼吸のリズム、歩くリズム、起床のリズム、音楽、ダンス、太陽を目にするリズム、身体をタッピングするリズム、、、、等々、リズムのあるものなら、何でも分泌されちゃうんじゃないかという節操のなさ。そこで、どんなリズムが最もセロトニンが分泌されるかを研究した所、意外なものがトップに。それは、なんと、「フラダンス」でした。
「フラダンス」に限らず、「ダンス」や「ヨガ」など、イメージ通りに身体をコントロールしながら、リズムに乗るものが、軒並み高い値を示したようです。
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産まれながらの踊る阿呆

原始の時代から、人が事あるごとに、歌と踊りに熱狂して来たのは、セロトニンの分泌と関係が深いのかもしれませんね。かく言う私も、リズムに乗って身体を動かすのが好きで、まだ、つかまり立ちがやっとの8ヶ月の頃から、「ビューティフルサンデー」に合わせて腰を振っていた事から始まり、自分の結婚式でも、マイケル・ジャクソンの「screem」でダンスしながら入場する程の踊る阿呆です。そんな、私の踊る阿呆人生の中で、最もセロトニンを放出したであろう体験は、武道館のステージで、憧れのミュージシャン、Princeと踊った事です。マイケル・ジャクソン、マドンナとともに、アメリカの音楽界を牽引して来たPrince。大ファンの私は、2002年の来日公演の際、客席で踊りに踊っていたら、Princeが「そこのダンサー、ステージに上がって手伝え!」と指名してくれて、満員の武道館のステージで踊るという幸運に恵まれました。その時の模様を、ちょっとだけ載せておきます。セロトニン全開のアホ面をご覧ください。

現代社会は、ストレスで溢れています。セロトニン不足の原因はストレスと言われています。まじめでがんばり屋さんな人程、うつ症状に成りやすいとも言われています。「なんだか、元気が出なくて」「どうしても、やる気が起きない」「頑張りたいのに、できないのが苦しい」など、うつ症状に悩んだら、一度、我を忘れて踊ってみるのも一つの手かもしれません。もし、改善されなかったり、それさえも出来ないといったときは、一人で悩まずに、鍼灸の門を叩いてみてください。鍼灸は、あなたの心強いパートナーになれるはずです。

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