札幌市・白石区の鍼灸院|突発性難聴・耳鳴り・頭痛・肩こり・首の痛み・生理痛
お知らせ

鍼灸を医師と研修するのは何のため?

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当院では、医師、脳科学者と共同して鍼治療の科学的研究をしています。

 

鍼をすると、脳がどのように変化するかをMEG(脳磁図)

という機器を使用して計測しています。

 

中国で同じような研究をしているグループがいます。欧米の科学誌へ論文発表し、結構高い評価をされています。

 

Altered Hub Configurations within Default Mode Network following Acupuncture at ST36: A Multimodal Investigation Combining fMRI and MEG

. 2013; 8(5): e64509.
Published online 2013 May 17. doi:  10.1371/journal.pone.0064509
研究の内容は、fMRIとMEGで計測しながら、人間の足三里に鍼をした結果、脳の特定の領域(デフォルトモードネットワーク)が反応したとの論文です。
自分たちの研究は、単純に足三里に鍼をするものとは違い、症状のある方に対して、鍼による脳の変化を計測しています。
これには大きな意味があって、鍼をして効果があった場合、脳の変化があれば、変化する前の脳が症状を感じている脳、変化後の脳が、症状を感じていない脳ということになり、身体の症状を抱えている脳の状態というのもわかってきます。
実は、痛みの正体というのは、科学的にはあまりわかっていません。
鍼治療の研究が、痛みの正体という思わぬ副産物を生み出す可能性が出てきました。
詳細は、論文発表まで控えますが、脳科学の専門家でさえも驚く変化が出ています。
医療の世界では鼻つまみ者だった鍼治療が、医療の世界の大きなテーマである痛みの謎を解く主役になると考えると、胸が熱くなりますね。
では、なぜ、科学的研究が必要なのでしょうか。
「鍼って効くんだよ!」と声高に胸を張りたい、、、という気持ちも無いわけではありません。
しかし、私達の狙いは、もっと先にあります。
今回の研究の大きなテーマは効果の数値化です。効果があるというのは大前提で、効果の度合いを数値化しようとしているのです。
こうすることで、何が、最も効果的な治療法なのかという比較が出来ることになります。
鍼治療だけで無く、薬や手術、そして数多くの代替医療、どれが最も効果的であるか、というのは比較しようが無い状態が続いてきました。
そのため、治療法が乱立し、怪しげなものまで含めて、どれを利用指定良いのか患者さんがわからない状態になっています。
これを何とかしたいと思っているのです。
研究には、時間とお金が必要です。当院も、スタッフを派遣し、院を休診にするというリスクを冒して研究に打ち込んでいます。
なぜ、そうしているかというと、患者さんに最も効果的な治療を提供したいと考えているからです。
患者さんのため、という目的があるから、多くの医師や研究者が協力してくれています。
当院は、ここで得られた恩恵を多くの鍼灸師や医療に携わる人達と分かち合い、世界の医療の発展に貢献したいと考えています。
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