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「はり治療 vs 便秘」の研究がはじまりました。

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2018年5月23日

はり治療に関する二つの臨床研究が進行中

こんにちは、スタッフ須藤るるです。

 

毎週木曜日、院長と私は帯広に行っています。

 

帯広の北斗病院、そして、院長と私が所属する整動協会が協力してすすめている「はりが脳に与える影響に関する研究」に参加するためです。

 

今日は、研究の最新進行状況と、新しくスタートした、「便秘に対する鍼治療の臨床研究」のについてのレポートをお届けしたいと思います。

 

便秘の臨床研究にあたるのは、当院院長と、私、北郷通りはり灸整骨院の山本優太先生、亮鍼灸院の永田亮太先生、キュア・スポットひなかたの川原朋生先生の5人です。

 

新しい挑戦は「はり治療 vs 便秘」

 

まず、「はりが脳に与える影響」の研究は、北斗病院の患者さん、スタッフの方々にとても好意的にご協力いただいているおかげで、ハイペースで順調に進んでいます。

 

今回新しくスタートした老健施設『かけはし』による【便秘に対する鍼治療の臨床研究】は、最初から予定されていたものではなく、臨床研究で鍼を体験してくださったスタッフの方々の評判を聞いて、老健施設の責任者さんが「実は腰痛と,便秘があるんだ」と、鍼を体験しにきてくださり、その効果に驚いて、これは老健施設で臨床研究をしてみようと進んだお話です。

 

実は、わたしは知らなかったのですが、老健施設での一番の悩みは「便秘」だそうです。

便秘があるとご本人のつらさはもちろん、夜間徘徊や異常行動に繋がり、そうなるとスタッフさんの負担が増えるという二重の問題が発生します。

老健施設かけはし

老健施設「かけはし」

 

鍼治療は便秘の悪循環を断ち切れるのか?

 

そして「便秘」が続くと「」を飲むことになります。

 

「薬」を飲んでも効果がないとなると、薬の量が増えたり、強い薬に切り替えなければなりません。

 

そうすると身体の負担が増えていきます。

 

そうなるとまた便秘が改善しにくくなる、と悪循環になっていきます。

 

通常,多くの施設では便秘が3日続くと下剤を飲むそうですが、かけはしでは患者さんの負担や、どうして便秘が起こっているのかをしっかり検討し、対処するために5日まで下剤は飲まずに対処されています。

 

北斗病院や、北斗病院の関連施設でお話を聞いていると、患者さんを第一に考えて行われていることが当たり前のように自然にあちこちにあって、感動することが多いです。

 

第一に考えるからこそ、便秘への取り組みがこんなに早くスタートできるんですね。北斗病院、すごいです。

便秘に対する鍼治療研究のスタート

 

初回の5月10日、7人の利用者さんに鍼をさせていただきました。

 

ご協力いただいた方達は、薬を常用されている方ばかり。

 

症状が重く下剤、摘便という方もいらっしゃいました。

 

まず、お腹を見せていただいて、その緊張に応じた鍼を脚に1,2本します。通常の臨床と違うのは、鍼を打つ前から看護師さんがお腹の音を聞いて下さっていることです。

 

鍼をすると腸動きに変化がおこるかをお腹の音でリアルタイムで確認しています。

 

お年寄りなので、足にひどいむくみがあったり、筋肉が細かったり、いつもと様子が違いましたが、そこは院長がフォローしてくれながら、みんなで利用者さんの部屋をまわりながら、老健施設の責任者さん、お医者さん、看護師差に見守られながら鍼をしていきました。

便秘への鍼治療研究

お通じを待つ

 

そのあと、職員の方々にも鍼をさせていただき、老健施設に入って3時間後、参加した5人全員、お通じがありますようにと願って施設をあとにしました。

 

「人生でこんなに人のお通じを祈ったことがないよ。」と山本先生がつぶやいていたのが、みんなの気持ちを代表しています。

 

そして、次の日、いつもご協力いただいている北斗病院の加藤先生より「よい効果がありましたよ」と連絡をいただき、気持ちが踊りました。

 

臨床で患者さんから変化を聞いている私達ですが、それでも「やっぱりすごいね」と院長と話していました。

鍼灸の未来を変える5人

はり治療の未来のために

 

嬉しい気持ちと、今回もがんばろうという気持ちで、5月17日、また帯広に行きました。

 

今回は院長と、わたし、亮鍼灸院の永田亮太先生の3人です。

 

北斗病院に着くと、まず加藤先生より、前回の事や、今日の流れを伺うのですが、まず今回は「脳の研究」の被験者さんが過去最高の7人ということで、自然と院長の気合いがはいります。

鍼灸の科学的研究

 

その後、前回の「便秘」の結果を伺うと、想像以上のよい効果がでていました。

 

何度行っても、帯広の北斗病院はワンダーランドです。

 

はりきゅうの未来にわくわくがとまりません。

 

落ち着いて、毎日の臨床に励もうと思います。

 

長文を読んで下さってありがとうございました。

 

おまけ

いつも、研究と施術でスケジュールがパンパンなため、観光っぽいことはできないんですが、帰り道にある帯広名物インディアンカレーで夕飯を食べるのが、帯広らしさを感じる唯一の瞬間です。

 

緊張と興奮の中、限界まで頑張った後のハンバーグカレーはうまい!!

 

この記事を書いた人

快気堂鍼灸院白石 副院長(鍼灸師)

 

食物アレルギーの娘がきっかけで、アロマを始めとする自然療法に目覚め、鍼灸師となる。

 

ひどい生理痛やPMS,出産後の身体の変化に悩んだ経験により婦人科疾患を得意とする。

 

イベントご飯、パン、お菓子は作れるのに、毎日の朝ご飯作りが苦手な2児の母。

 

>>詳しいプロフィール

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