鍼灸研究室
鍼灸治療は奥深い世界です。
現在、鍼灸は、EBM(根拠のある医学)としての基準を満たす科学的・医学的データが数多く報告されるようになっています。
また、それらとは別の視点で人体を捉える東洋医学的思想でも、鍼灸は重要な役割を果たし、様々な知見を与えてくれます。
鍼灸の世界を奥深く探求していくと、そこには、魅惑的な発見が驚くほど待っています。札幌市の快気堂鍼灸院白石の院長である私も、その魅惑的な発見のトリコになっています。
そうはいっても、鍼灸はまだまだマイナーな世界です。まだ知られていない、鍼灸の奥深い魅力を、多くの皆さんに知っていただきたいと考え、ここでは、院長が大好きな鍼灸の研究成果を、できるだけわかりやすく紹介させていただきたいと思います。
院長のブログと併せてお読みいただけると、より理解していただけると思います。
鍼灸とエビデンス
鍼灸治療は、科学的にも、医学的にも興味深い実験がなされ、成果を上げています。鍼灸はどうして効果があるのか?長年の謎の答えに至るヒントが、ここで発見できるかも知れません。
鍼灸治療のエビデンス(1)WHO(世界保険機関)が認めているというのは注意が必要
鍼灸の科学的根拠を作るチャレンジ
鍼治療がどのように人体に効果をもたらすのか。
当院は北斗病院(北海道帯広市)との協同プロジェクトにより、鍼が人間の脳にどのような変化をもたらすかの研究をすすめています。
MEGという最先端の機器を用い、世界ではじめて、鍼治療による脳磁気の変化を捉え、検証しています。
数ある鍼治療の方式の中で、最も効果のあるものを選別し、鍼の標準治療を構築するのが目的です。その先には、現代医療のひとつとして認められた鍼治療の全く新しい未来が待っているはずです。
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