頭痛の医学的な分類
このページでは、現代医学的な頭痛の知識を中心にお届けします。
快気堂鍼灸院白石の詳しい頭痛治療については、こちらをご覧下さい。
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日本の現代医学的な頭痛事情
頭痛は総合診療外来を訪れる患者さんの主訴の中で最も多いものの一つです。
頭痛は一次性頭痛(機能性頭痛)と二次性頭痛(症候性頭痛)に分類されます。
頭痛の9割は一次性頭痛と言われていますが、二次性頭痛には、くも膜下出血をはじめとする命に関わる危険な疾患が含まれているので、注意が必要です。
主な一次性頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛があります。
片頭痛は日本の人口の5〜10%、緊張型頭痛が日本の人口の約20%の人にみられ、国民の4人に一人が頭痛に悩んでいるということになります。
男女比は、1:2で女性の方が多くなっています。
悩む人の数が多い一方、一次性頭痛はまだ未解明な部分も多く、病院での治療には多くの課題が残されています。
頭痛の現代医学的分類
一般的な頭痛の分類は、国際頭痛分類第3版beta(ICHD-3β)に基づいて行われています。原因や特徴も様々ですが、命に関わる緊急性を要するものもあり、注意が必要です。
一次性頭痛 (機能性頭痛・慢性頭痛) |
片頭痛 | 血管性の痛み(ズキンズキンと痛む、吐き気を伴うことも) |
緊張型頭痛 | 筋肉性の痛み(重苦しく締め付けられる感じ) | |
群発性頭痛 | 片側の眼球がえぐられるような痛み | |
二次性頭痛
(症候性頭痛 ・危険な急性頭痛) |
くも膜下出血 頭蓋内出血 脳腫瘍など |
鍼灸治療は頭痛の治療を得意としていますが、次のような症状のある場合、緊急性が高いので、すぐに病院を受診してください。
危険な頭痛の特徴
- 今までに経験したことがない頭痛
- 急激に起こった頭痛
- 意識障害を伴う頭痛(もうろうとなる)
- 痛みが数日かけてどんどんひどくなる頭痛
- 原因不明の、高熱、吐き気、嘔吐を伴う頭痛
- 手足の麻痺、モノが二重に見える、言語障害、などの神経症状を伴う頭痛
ホットドッグ頭痛は現代医学的?
食肉製品(ソーセージ・ハム・ベーコン・サラミ)などを食べたあとに生じる頭痛をホットドッグ頭痛と言います。これらの加工食品には硝酸塩が添加物として使われていて、それが体内に入ると、血管を急激に拡張するためにズキズキとした頭痛が起きます。
ホットドッグ頭痛は片頭痛の一種なんですね。
日本であまりホットドッグ頭痛という言葉を耳にしないのは、海外よりも硝酸塩の資料量が少ないからかもしれません。
硝酸塩は食肉製品のほか野菜や清酒・チーズの添加物として使われています。
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