札幌市・白石区の鍼灸院|医師との共同研究で磨かれた、やさしい鍼(はり)の専門家

慢性上咽頭炎の症例 001:後鼻漏・息苦しさ・動悸で休職から復職した症例

慢性上咽頭炎の症例001

慢性上咽頭炎、後鼻漏1

お客様

40代 女性 事務職

来院

2022年9月

症状と来院理由

来院1年前より後鼻漏がひどくなる。食べたものが鼻の奥につまるため、ゼリーしか喝を通らなくなる。体重が著しく減少。耳鼻科、脳神経外科では異常なしと言われる。耳鼻科を何件かまわったところ、慢性上咽頭炎と言われ、Bスポットを開始。2〜3ヶ月でご飯が食べられるようになったが、その後、もとに戻ってしまう。来院時は耳の近くのつまり感が強く、思考力と記憶力が低下し、息苦しさや動悸が強いため休職中。仕事の復帰を目標に来院。

施術内容と経過

<初診>

触診すると、上咽頭の熱が抜けるのを妨げる首のこりが強かった。手、脚のツボを使い首のこりを緩めた。

<2診目>

野菜は食べられるようになったが、耳のつまりが気になる。歯磨きをすると音が響く。

上咽頭の熱を抜くとともに、耳のつまりのもととなる顎のコリを手のツボに鍼をして緩める。

<3診目>

飲み込みづらさは解消。耳のつまりも和らぐ。引き続き、肩と顎のコリを緩める。

<4〜7診目>

症状の緩和が見られ、息苦しさや動悸の不安も無くなってきた。「仕事に復帰する気力が出てきた」とのこと。

<8診目〜>

仕事に復帰。ストレスがかかると首肩の不調が出るが、鍼をすると回復。月に1〜2回に通院頻度を落として、良い状態を保っている。

主に使用したツボ

足三里、委風、養老

考察

休職せざるを得ないほど重度の自律神経症状が出てしまっていた。慢性上咽頭炎がその根本にあった。病院の検査では上咽頭に貯まる熱に対処することができないので、対応が限られてしまう。そうこうしているうちに悪化してしまった症例。

首や顎のコリに注目し、手脚のツボを使ってコリを緩めることで順調に回復が見られた。

仕事に復帰するという明確な目標があったのも、早期の回復につながったと考えられる。

 

  • 営業日カレンダー
    « 2026年4月»
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
    • 休日