突発性難聴と低音障害型感音難聴の違い|札幌の鍼灸専門院が解説
「低音だけ聞こえにくい」「突発性難聴と言われたが低音だけ落ちている」
このような状況で、診断名に迷っている方は少なくありません。
突発性難聴と低音障害型感音難聴は、どちらも「ある日突然、耳の聞こえが悪くなる」という点で非常に似ています。しかし、病院での診断基準・経過・回復のしやすさに違いがあります。
この違いを理解することで、自分の状態を正確に把握し、適切な対応が取れるようになります。
最大の違いは「どの音域が聞こえにくいか」
聴力検査(オージオグラム)の結果を見ると、2つの病気の違いがはっきりします。
| 突発性難聴 | 低音障害型感音難聴 | |
|---|---|---|
| 聴力低下の音域 | 高音〜全音域に及ぶことが多い | 低音域(125〜500Hz)に限られる |
| 発症パターン | 突然・基本的に一度きり | 繰り返すことが多い |
| めまい | あることもある | 比較的少ない |
| 緊急性 | 非常に高い | 高い |
| 病院での回復率 | 約30% | 約30% |
「低い音(ブーンという音や男性の声)が聞き取りにくい」「耳がこもった感じがする」という場合は、低音障害型感音難聴の可能性があります。一方、「全体的に音が小さく聞こえる」「高い音が聞こえにくい」という場合は突発性難聴の可能性が高くなります。
繰り返すかどうかも大きな違い
突発性難聴は基本的に一度きりの発症とされています。
一方、低音障害型感音難聴は再発しやすいという特徴があります。一度回復しても、疲労・ストレス・睡眠不足などをきっかけに再び症状が出ることがあります。繰り返す場合はメニエール病との関連も疑われます。
「以前にも似たような症状があった」という場合は、低音障害型感音難聴またはメニエール病の可能性を念頭に置いておく必要があります。
鍼治療のアプローチは共通しています
2つの病気は、病院での診断基準は異なりますが、内耳の血流障害が根本原因という点では共通しています。
首こり・肩こり・顎関節の緊張が血管を圧迫し、内耳への血流が低下することで聴力が落ちる——このメカニズムはどちらにも当てはまります。
当院では、手・足・背中のツボへの鍼でこの根本原因にアプローチします。診断名がどちらであっても、施術の方向性は基本的に同じです。
どちらの病気も発症から1ヶ月以内であれば改善率70〜80%という実績があります。「どちらか分からない」という段階でも、迷わずご相談ください。
それぞれの専門ページもご覧ください
→ 突発性難聴・耳鳴りの鍼治療|札幌の専門院 快気堂鍼灸院白石
早めの対応が回復の鍵です
突発性難聴も低音障害型感音難聴も、対応が早いほど回復の可能性が高まります。
「病院で治らなかった」「発症からしばらく経っている」という場合でも、3ヶ月以内であればご相談ください。当院では医師との共同研究に基づいた鍼治療を提供しており、病院で改善が見られなかった方の回復例も多くあります。


