札幌市・白石区の鍼灸院|医師との共同研究で磨かれた、やさしい鍼(はり)の専門家

背中の痛み(上背部痛)の症例

背中の痛みの症例を一部紹介致します。治療の経過や治療方法などから、ご自身の症状改善にお役立てください。

背中の痛みの症例5:交通事故から4年経つのに背中が痛い

背中の痛み症例5

症状と来院まで

5年前に自動車で正面衝突した。それ以来背中の真ん中辺りが痛む。ちなみに事故の際右の肋骨上部を骨折したがそこも痛みはもう無い。それなのに背中の痛みは変わらない。もしかしたら腰椎や頚椎のヘルニアも影響しているのではないかと思う。整体に行っても変わらない。鍼も受けてみたがその時はよくてもすぐに戻ってしまった。今回は違うやり方での鍼を受けてみようと思った。

来院者

性別:男性 年代:30代

通院期間・通院間隔・通院回数

通院間隔:一ヶ月

通院回数: 2回

施術と経過

痛いところは胸椎6,7,8番の骨の上と、左真横、左の骨と骨の間。背中を反らせると痛む。まず、反るという動きに関わる小指の付け根にあるツボに鍼をした。胸椎6番の痛みが消えた。次に胸椎7番の高さで右へ3cm程離れたところに鍼をして、7番の痛みが消えた。8番の痛みだけ残ったので、足首に近い所に鍼をして8番の痛みが消えたので初診は終了。2診目は予定がつかず、1ヶ月後となった。2診目、背中の痛みは2週間ぐらい無かったそう。今は少し痛む。背中を反らせてみると、痛むところが前回より減っていた。骨の上の痛みは全く無い。初診同様、小指の付け根に鍼をした。痛みは消えた。胸椎7番の横に硬さが残っていたため、効果を持続させる為、そこを和らげる足のスネのツボに鍼をした。経過が良好なので治療終了。

使用した主なツボ(3つまで)

小六L 附陽L 足三里L

まとめ

痛めてから年数が経っていたため、治療が長期化するかもしれないと想像しましたが、1回目の鍼で動きにかなりの改善がみえたので、嬉しいことに回復が早かったです。整体や一般的な鍼治療では患部にアプローチすることが多いですが、手や足に原因があれば、その原因を取り除くことができれば痛みはすっと消えてくれます。

 

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症例4:体勢を変える度に背中が「ビーン」と響く

背中の痛みの症例。体勢を変える度にビーンとなる。

症状と来院まで

今朝、ソファで不自然な姿勢のまま過ごしていたところ、突然「つった」感覚とともに強い背中痛が出現。呼吸で腹部に力が入り過呼吸気味に。来院前は少し落ち着いていたが、車での移動中に背中が圧迫され、冷や汗が出るほどつらくなる。体勢を変えるたびに背中が「ビーン」と響くため、家から近い当院へ受診。

来院者

  • 性別:男性

  • 年代:50代

通院期間・通院間隔・通院回数

  • 通院期間:2024年10月

  • 通院間隔:毎日

  • 通院回数:3回

施術と経過

初診時、呼吸筋として働く脊柱起立筋(胸椎7番以降)に強い張り。腹部も全体に緊張し、右肋骨下縁〜右臍の横に硬結を触知。

  • 1診目

    • 脊柱起立筋の緊張を緩める目的で肘のツボに刺鍼。筋の弛緩は触診上確認。

    • 続いて腹部の緊張を和らげるため腕のツボへ刺鍼し、腹部の沈み込みが改善。

    • 上背部の緊張に対し膝内側のツボにも刺鍼。痛みの自覚的変化は小さいが、筋緊張は全体に低下して終了。

  • 2診目(翌日)

    • 「呼吸がしやすくなった。張りは少し残る」との自己申告。

    • デスクワーク中心で臀部の過緊張が背景にあると判断し、脊柱起立筋を狙って腰のツボを使用。刺鍼後、呼吸のしやすさと張り感がさらに軽減。

    • 腹部緊張の継続緩和目的で腕のツボに置鍼。押圧でも苦しさが消失し終了。

  • 3診目(翌日)

    • 息苦しさは消失。背中の張りも大きく軽減。

    • 前回同様の施術を行い、いったん治療終了。

使用した主なツボ

  • 天井LR

  • 足弓LR

  • 四瀆LR

まとめ

典型的な「ぎっくり背中」の症例。発症当日は炎症が強く、その場で痛みがゼロになることは多くありませんが、原因筋の緊張を的確に緩めることで回復は早まります。刺鍼は必要最小限にとどめ、原因部位に絞って行うことが改善への近道だと考えます。

 

症例3:ものを持ち上げたときに痛めた背中

背中の痛み03

症状と来院まで

三日前から背中に違和感を覚え、朝、物を持ち上げた際に強い痛みが出現。その後は市販の痛み止めで仕事はこなせていたものの、薬の効果が切れると、安静時にもジンジンとした痛みが続く状態に。10年前にも似たような痛みを経験したことがあったが、今回の痛みはこれまでで最も強く、仕事にも支障が出ていたため、早期に回復したいと希望され、ご友人の紹介で当院を受診された。

来院者

性別:男性
年代:60代

通院期間・通院間隔・通院回数

通院期間:2025年3月~2025年6月現在
通院間隔:週2回~月1回(メンテナンス)
通院回数:10回

施術と経過

初回の診察では、右胸椎9番〜12番あたりの脊柱起立筋上に痛みを訴え、とくに10番目周辺の筋緊張が強く、触れるだけでも不快感を伴っていた。座った状態で右に体をひねると痛みが再現されたため、動作時痛を指標として施術を進めていく方針とした。

まず、脚の外側にあるツボ(光明)に鍼をし、そのまま再度動きを確認すると、可動域が広がり痛みの軽減が見られた。続けて、肩甲骨内縁の動きに関与する筋肉の緊張を緩める目的で、肘外側(手弓)のツボに鍼を加え、さらに頸部の負担を軽減するため、手のツボ(小五)にも施術を行い、初回を終えた。

2診目(翌日)は、初回に比べ動作のしやすさを自覚。右足裏に軽度のしびれがあるとの訴えもあったため、手背部のツボを追加。3診目は1週間後。痛みが全体から局所に移行し、胸椎12番外側に圧痛が集中していた。腰方形筋の上部に該当する部位であったため、臀部と膝蓋骨外側下の筋肉上に鍼を行い、施術直後には「痛みが減った」との実感が得られた。

4~6診目では同様の施術を行い、状態の安定が見られたため、以後の通院間隔を2週間に延長。7診目では「普段と変わらない日常生活が送れている」とのお言葉をいただき、右足裏のしびれも軽減。再発防止を目的として、胸椎の動きをスムーズに保つためのツボ(手の小指付け根付近)に加え、股関節の可動に関連するツボも活用した。

9診目では通院間隔を3週間に延ばしたが、痛みの再発はなく、状態も安定していたため、背部全体の筋緊張を緩める目的で太腿裏にもアプローチを実施。10診目以降は月に1回のメンテナンス施術へと移行し、その都度、全身の状態を確認しながら、再発予防と体調管理を目的とした施術を継続している。

使用した主なツボ(3つまで)

光明R、手弓R、小五LR

まとめ

本症例は、胸椎のねじれと筋緊張が原因と考えられる背部痛であった。立ち仕事の中で繰り返される動作が右背部に集中した負荷を生み、結果として背骨の配列に偏りが生じていた。鍼灸施術では、局所のみにとらわれず、動作評価と可動域の変化を指標としながら、関連部位への刺鍼と確認を繰り返すことで、患者様ご自身が身体の変化を実感しながら回復を進めていくプロセスを大切にしている。

本症例でも、「動かしても痛くない」という体験を積み重ねることで、自然と日常動作に対する不安が軽減され、短期間で安定した状態に移行することができた。再発防止を見据えたメンテナンスを通じ、日々の体の変化を共有しながら長期的な健康を支援している。

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症例2 背中から脇に拡がる痛みとヒリヒリ感

 

 

 

 

病院で「肋間神経痛」「帯状疱疹」と病院で診断された症状です。授乳中の姿勢をヒントにした施術で早期改善に繋がりました。
手と脚のツボに鍼をして改善。

施術回数 2回

 

 

症例1  息が出来ないほどの背中の右側が痛む

呼吸困難になるほどの背部痛の症例です。「心臓に問題があるのでは?」と疑いたくなるような強い痛み。病院で原因不明とされるのには理由があります。原因を正確に捉えられれば、早期改善も可能です。

 

骨盤と脚のツボに鍼をして改善。

 

施術回数 1回

 

 

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