札幌市・白石区の鍼灸院|医師との共同研究で磨かれた、やさしい鍼(はり)の専門家

自律神経失調症の症例

自律神経失調症の症例002

自律神経失調症の名医の症例002

症状と来院まで

10年前から慢性的な倦怠感や肩こり に悩んでおり、病院で治療を受けながらも十分な改善が見られず、「少しでも良くなるなら」との思いで来院されました。

強い倦怠感が続いており、日常生活のほとんどを横になって過ごす状態 でした。家事は体調が良いときにまとめて行っていましたが、途中で症状が悪化し、最後までできないことも多い とのことでした。

また、1日のうち座って過ごせる時間は約1時間程度 で、それ以上は横にならざるを得ない状況でした。

来院者

性別:男性

年代:40代

施術と経過(慢性疲労の症例)

1回目の施術

この方は特に 上半身の強い倦怠感 に悩んでいました。

施術後、「倦怠感をあまり感じない日もあり、2時間ほど座ったまま過ごせた」とのこと。

 

4回目までは

肩やお腹、背中の張りを緩める施術を行いました。

調子が良くなり、活動量が増えたものの、動きすぎると倦怠感が出ることがある 状態。ただし、以前よりも 体が楽に感じる ことが増えてきました。

また、2時間以上座って過ごせるようになった という変化が見られました。

 

5回目以降から

体の調子が安定し、外出できる機会が増えてきました。

たまにお酒を飲んだ際に下痢気味になることはあるものの、日常生活には支障がない 状態です。

現在も 2~3週間に1回のペース でメンテナンスを継続しています。

 

使用した主なツボ

築賓L、委中L、曲泉RL

まとめ

慢性疲労は無理をすると症状がぶり返しやすいですが、定期的に鍼でケアを行うことで体調を安定させることができます。

 

ご予約はコチラ

 

自律神経失調症の症例001

症状と来院まで

首肩凝り、背中の張りはここ3年ほど常に感じていたが、春からデスクワークが増え、体を動かす機会が減ってから下痢や食欲がないなど体調不良が続くようになった。この先余生が短いのかと不安になり、眠りも浅くなり2~3時間しか眠れず、起きてしばらく経っても動悸が止まらない。按摩やカイロプラティック以外に方法は無いかと来院。

来院者

性別:男 年代:40代

通院期間・通院間隔・通院回数

通院期間:2024年9月~2024年10月

通院間隔:週2回~週1回

通院回数:7回

施術と経過

呼吸に関わる背中全体の緊張が強く、特に動悸の原因となる胸椎4番目に圧痛が見られた。また、上を向くとくらくらとめまいのようなものを感じるとのこと。首の緊張が強いとめまいを感じやすいため、確認すると頭部から首の移行部が硬くなっていた。首~背中にかけて全体の緊張に対して肘のツボ、胸椎の緊張に対しては手首のツボを使用した。すると上を向いたときのめまいが消失。背中の圧痛も見られなくなったため、初診はここで終了した。

初診以降、朝の動悸の時間が短くなった。引き続き、同様の施術を行い5診目には夜も眠れ、動悸も少しすればおさまるようになったため、間隔を週に一度に空けてみた。

6診目には動悸が気にならなくなり、登山などもできるようになった。7診目も症状が安定していたため、一度治療は終了した。

使用した主なツボ(3つまで)

天井LR、支溝R、曲沢R

まとめ

長時間同じ姿勢でのデスクワークにより筋肉が緊張し、体が常に興奮状態になっていたことが考えられる。首から背中にかけての大きな筋肉が全体的に硬く張っている状態だった。休むべき時に休まず筋肉にストレスを与え続けていると、交感神経が優位になり動悸、息切れ、食欲不振、不眠といった体調不良に繋がる。鍼の他に肩甲骨を動かすセルフケアや呼吸法など家庭での過ごし方を患者様にもご協力をいただいたお陰で早期の回復へ向かった。

 

ご予約はコチラ

  • 営業日カレンダー
    « 2025年4月»
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930   
    • 休日