札幌市・白石区の鍼灸院|医師との共同研究で磨かれた、やさしい鍼(はり)の専門家

【症例15】女性の声が2重に聞こえる低音性感音性難聴

テレビの音が響いて聞こえるようになり、翌日にはニュースの女性アナウンサーの声が2重に聞こえるようになった50代男性の症例です。「低音性感音性難聴」と診断されプレドニンが処方されましたが、改善されず。鍼灸で首、股関節、背中の緊張を緩和することで、16回の施術で完全に回復しました。

来院者

性別 / 年代 男性 / 50代
主な症状 女性の声が2重に聞こえる、低音域の聴力低下
診断名 低音性感音性難聴
発症からの期間 発症10日で来院
来院日 2018年9月
通院間隔 週2~3回
通院回数 16回

症状と来院までの経緯

来院10日前にテレビの音が響いて聞こえる症状が現れました。翌日には、ニュースの女性アナウンサーの声が2重に聞こえるようになり、耳鼻咽喉科を受診したところ「低音性感音性難聴」と診断されました。

プレドニンやアデホスコーアが処方されましたが、一週間経っても変化がありませんでした。さらに強い頭痛も出現し、ロキソニンを服用するようになりました。病院以外の治療方法を探して、当院に来院されました。

施術と経過

初診時の評価では、耳の症状と関連の深い首、股関節、背中に強い緊張が見られました。首と股関節に対しては足首のツボを、背中に対しては脚と肘のツボを使い、緊張を緩和する施術を行いました。

同様の方針で週2回のペースで施術を続けました。初診以降、頭痛の発症がなくなったことが印象的でした。3診目までに低音の音がフワフワする感覚が消失し、高音のフワフワ感のみとなりました。

6診目で聞こえが良い時間が断続的に出てくるようになり、2重に聞こえる音域が狭くなっていきました。11診目ではかなりの改善を感じるようになりましたが、疲れると音が2重に聞こえるようになることもありました。16診目で日常生活で困ることがなくなり、病院の検査でも数値が回復。医師に「完治」と診断されたため、治療を終了しました。

使用した主なツボ

足太陽R、申脈R、三陰交R、天井R

担当鍼灸師の考察

一口に難聴と言っても、聴力が低下する音の高さはさまざまです。この症例では、低音と高音の聴力が低下していたため、音が2重に聞こえるという独特の症状が発生していました。

日常生活とは異なる感覚が四六時中続くとストレスになりますが、患者さんが冷静に症状を観察し、細かい変化を報告していただけたことが、原因の特定に大いに役立ちました。病院でも「完治」と診断されるまでに回復し、身体の状態から原因を見つけて対処することの有効性を示すことができた貴重な症例です。

同じような症状でお悩みの方へ

音が2重に聞こえたり、聞き取りづらくなったりする低音性感音性難聴も、原因となっている身体の緊張を見つけることで改善の可能性があります。病院の治療では改善しない場合、鍼灸で全身のバランスを整えることを検討してみてください。

突発性難聴・耳鳴りの治療について詳しく見る

他の症例を見る(全29件)

※ 個人の症例であり、効果効能を保証するものではありません。症状や回復には個人差があります。

  • 営業日カレンダー
    « 2026年3月»
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031    
    • 休日