札幌市・白石区の鍼灸院|医師との共同研究で磨かれた、やさしい鍼(はり)の専門家

【症例1】全く聞こえなくなってしまった突発性難聴・耳鳴

ある日突然、右耳が全く聞こえなくなってしまった重度の突発性難聴の症例です。同時に耳鳴りも始まり、日常生活に大きな支障が出ていました。医師からも治療の難しさを指摘されていましたが、鍼灸治療により聴力の回復に成功した事例です。

来院者

性別 / 年代 男性 / 50代
主な症状 右耳の完全聴力喪失(90dB以上)、高音の耳鳴り
診断名 突発性難聴(重度)
発症からの期間 3週間
通院期間 2ヶ月
通院間隔 週3回
通院回数 15回

症状と来院までの経緯

朝目覚めた時に突然、右耳が完全に聞こえなくなっていました。それと同時に高い音の耳鳴りも始まり、両方の症状が日常生活に大きな支障をきたしていました。仕事中も右側からの音が全く聞こえず、コミュニケーションに支障が出ていました。

すぐに病院を受診し、聴力検査の結果、右耳の聴力が90dB以上低下していることが判明しました。医師からは「発症から時間が経っているため、回復は難しい可能性がある」と説明されました。しかし患者さんは少しでも聴力を取り戻したいという強い希望を持ち、医師の許可を得て鍼灸治療を開始することにしました。

施術と経過

初回の診察では、患者さんの頸椎と肩の筋肉の過度な緊張が見られました。デスクワークが多く、長時間同じ姿勢を取ることが多いとのことでした。この筋肉の緊張が血流を悪化させ、耳への血液供給が不十分になっていると考えられました。

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治療開始から約2週間(5~6回の治療)で、患者さんが「耳鳴りが少し小さくなった」と報告してくれました。同時に耳が聞こえるようになってきたという感覚も得られるようになりました。1ヶ月目には聴力検査で聴力が30~40dB程度改善し、日常会話がある程度できるレベルまで回復しました。

さらに治療を継続し、2ヶ月間で計15回の治療を行いました。最終的には聴力が70dB程度まで回復し、右耳でもほぼ正常に会話ができるレベルまで改善しました。耳鳴りも当初の強い症状から、気にならないレベルまで軽減されました。

使用した主なツボ

天柱、風池、肩井、翳風、聴会、手三里、三陰交

担当鍼灸師の考察

この症例は、重度の突発性難聴であっても、適切な鍼灸治療により聴力の回復が可能であることを示しています。患者さんの慢性的な肩こりと首の筋肉の過緊張が、脳へ向かう血管を圧迫し、耳への血流を悪くしていたと考えられます。

頸椎周辺の筋肉をほぐし、血流を改善することで、内耳への酸素供給が回復し、聴覚機能の再生が促進されたのではないでしょうか。医学的には難しいとされていた症例でも、身体全体のバランスを整え、血流を改善することで、自然治癒力を高めることができます。

突発性難聴は、発症直後の対応と、その後の継続的な治療がとても重要です。病院での治療と併用して、鍼灸で血流を改善することで、より良い回復成績につながる可能性があります。聴力の低下を感じたら、早めにご相談ください。

同じような症状でお悩みの方へ

突発性難聴は、発症直後が最も重要な時期です。医師の治療と並行して鍼灸治療を受けることで、血流を改善し、耳への酸素供給を促進することができます。重度の難聴であっても、あきらめずに早期から治療を開始することが重要です。

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※ 個人の症例であり、効果効能を保証するものではありません。症状や回復には個人差があります。

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