札幌市・白石区の鍼灸院|医師との共同研究で磨かれた、やさしい鍼(はり)の専門家

【症例17】3つの音程の耳鳴りがする突発性難聴

発症10日で左耳が全く聞こえなくなった30代男性の症例です。入院中に「キーン」「ブー」「ドックーン」と3つの異なる音程の耳鳴りが生じましたが、早期の鍼施術開始と継続的な通院により、耳鳴りが縮小し聴力が回復しました。

来院者

性別 / 年代 男性 / 30代
主な症状 左耳完全難聴、3音程の耳鳴り(キーン・ブー・ドックーン)
診断名 突発性難聴
発症からの期間 発症10日で来院
来院日 2018年8月
通院期間 23回施術
通院間隔 週2~3回

症状と来院までの経緯

来院10日前の夜、左耳がつまった感じがしました。翌日早朝、左耳が全く聞こえなくなり、すぐに耳鼻科を受診したところ「突発性難聴」と診断されて即入院。入院中、耳鳴りが強くなり聴力検査値も悪化していきました。

耳鳴りは「キーン・ブー・ドックーン」と音程の違う三種類の音が同時に鳴っており、強い症状に苦しんでいました。また、頚部から背中まで強いコリがあり、偏頭痛も10年前からあるとのことでした。

施術と経過

初診時の評価では、首の緊張が極めて強い状態でした。手にあるツボに鍼を刺すと、首の痛みがすぐに消失。耳周りとアゴの緊張に対しては、脚と手のツボを選択して施術を行いました。

二診目で肩こりが消失し、3診目でドライヤーやシャワーの音が聞こえるようになりました。施術を継続して19診目で耳鳴りの消える時間帯が出現し始め、23診目には耳鳴りが小さくなり感じない時間が増加。聴力検査の数値も良好に改善し、耳鼻科でほぼ回復と診断されました。

使用した主なツボ

六谷R、光明R、外谷R

担当鍼灸師の考察

聴力のない状態から回復できたのは、発症後わずか10日と早期の段階で鍼施術を開始できたためと考えられます。早期からの治療介入が重要な役割を果たしました。

本人の回復への強い意欲が高く、ペースを崩さず通院を続けていただけたことも大きな要因となりました。音程の異なる複数の耳鳴りが生じる場合でも、身体全体の緊張を緩和することで改善の可能性があります。

同じような症状でお悩みの方へ

複数の音程の耳鳴りを伴う突発性難聴でも、早期の鍼灸治療により改善の可能性があります。首や肩の強い緊張が耳の症状に影響している場合、鍼で緊張を緩和することで回復を促進することができます。

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※ 個人の症例であり、効果効能を保証するものではありません。症状や回復には個人差があります。

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