札幌市・白石区の鍼灸院|医師との共同研究で磨かれた、やさしい鍼(はり)の専門家

【症例24】左耳の圧迫感(聴力低下を伴う)

仕事の忙しさと花粉症をきっかけに、左耳の圧迫感と聴力低下が現れた60代女性の症例です。耳鼻科の薬では改善せず、鍼灸で顎や首の緊張を定期的に緩めることで、耳のつまり感が消失し聴力も元の状態に回復しました。

来院者

性別 / 年代 女性 / 60代
主な症状 左耳の圧迫感、耳閉感、聴力低下
通院期間 2025年5月〜2025年7月(継続中)
通院間隔 週2回 → 3週に1回
通院回数 10回

症状と来院までの経緯

4月は仕事が忙しく、床で寝落ちしてしまう日も続きました。中旬頃から花粉による目のかゆみやくしゃみが出始め、その後は鼻づまり、耳の圧迫感が現れるようになりました。

ゴールデンウィーク後半には耳の奥が詰まっているような不快感が続き、喉の痛みも加わっていました。耳鼻科で聴力検査を受けたところ、正常範囲よりわずかに低下。薬を処方されましたが改善はみられず、他に方法を探して当院を受診されました。

施術と経過

触診では胸椎3番の高さで筋肉の張りが強く、顎の筋肉(咬筋)にも左右差が確認されました。初診では腰や肘のツボを用いて全身を緩め、さらに顎周囲に関連する手のツボへ刺鍼。施術後には口の開きが改善し、耳の圧迫感も軽減しました。

2診目では「治療後から圧迫感が減った」と報告がありました。その後、自転車事故によるむちうち様の症状も出ましたが、追加の施術で痛みはすぐに改善。以降は週ごとに治療を続け、7診目には耳の圧迫感は解消し、病院での聴力検査でも「元に戻っている」との説明を受けられました。

その後も日常生活での転倒や首・腕の不調がありましたが、体のバランスを整えることで耳の症状が再発することはなく、現在は3週間に1度のメンテナンスで安定を維持されています。

使用した主なツボ

開谷L、胞肓L、地弓L

担当鍼灸師の考察

耳の圧迫感やつまり感は、鼻だけでなく顎や首の筋肉の緊張とも深く関わっています。例えば、睡眠中の食いしばりや片側だけでの咀嚼は、体のバランスを崩し耳の不調を引き起こす原因となります。

この症例では、定期的に鍼で顎や首の緊張を緩めることで耳のつまり感が改善し、聴力も元の状態に戻りました。耳の不快感でお悩みの方にとって、ひとつの参考になれば幸いです。

同じような症状でお悩みの方へ

耳の圧迫感やつまり感が薬で改善しない場合、顎や首の緊張が原因かもしれません。定期的に身体のバランスを整えることで、耳の不調を根本から改善できる可能性があります。

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※ 個人の症例であり、効果効能を保証するものではありません。症状や回復には個人差があります。

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