症例5:2年間続いた良性発作性頭位めまい症(50代女性)

患者
女性 50代
来院
2017年3月
症状
2年前、仕事中にめまいを感じた。帰宅後、地面が揺れるような感じがして起き上がれなくなった。それから常にふらつきがある。
「左目のピントが合ってない感じ」がする。
時々、地震のように体が上下に揺れる感じがして倒れ、起き上がれなくなる。
脳外科のCTでは異常なし。耳鼻科では良性頭位めまい症と診断され、アデホスコーアが処方された。
外出すると特にフラフラし、歩くのが怖いときがある。めまいについてネットで調べたところ、めまいを得意とする当院の症例報告に行き着き、来院を決意した。
治療内容と経過
<一診目>
首から肩にかけて、めまいを誘発するポイントに強い緊張があった。足首のツボに鍼をしたところ、首、肩のポイントの緊張が解けたため、治療を終了した。
<二診目>
初回の治療後、「ふらつきが止まって、眼のピントが合うようになった」とのこと。前回と同様の治療に加え、首前面の緊張を緩めるため、手にあるツボへの治療を加えた。
<三診目〜四診目>
二回目の治療後、すたすた歩けるようになった。同様の治療を続けたところ、四診目終了後、「日常生活でめまいやふらつきが出なくなった。気持ちも晴れやかになり、外出が楽しい」との報告があったので、治療を終了した。
同時に治療した症状
胃痛
使用した主なツボ
水泉R 足太陽L 合谷L
考察
二年間苦しんだめまいが短期間で改善した症例。めまいというと、脳、耳、眼の不調を疑うのが一般的であるが、臨床での経験上、後頭部から肩にかけての緊張が原因となっている事が多い。この緊張を生み出しているのが、体の動きの歪みである。そのため、後頭部から肩にかけて直接鍼をして緩めても、すぐに元に戻ってしまう上に、頭痛や吐き気を誘発してしまう事もある。この歪みを、手や足のツボを使って調整すると、頭痛や吐き気を起こさず、短期間で改善する事が可能である。鍼の体に対する影響は大きい。適切な運用が求められる。
※結果には個人差があり、
同じような症状でお悩みの方へ
めまいやフワフワ感の背景に、首肩のコリや全身の緊張、血流の問題が隠れていることは少なくありません。検査で異常がなくても、その緊張を整えることで症状が落ち着いていくケースがあります。お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
TEL: 011-598-9049(完全予約制)
※ 個人の症例であり、効果効能を保証するものではありません。症状や回復には個人差があります。


