札幌市・白石区の鍼灸院|医師との共同研究で磨かれた、やさしい鍼(はり)の専門家

症例7:ふわふわとしためまい — メニエール病と顎の緊張(60代女性)

メニエール病フワフワとしためまい症例007

症状と来院まで

「ふわふわとしためまい」が強く、地に足がついている感覚が分からなくなるほど不安定に感じることが増えていました。救急外来を受診し、点滴とCT検査を受けましたが、異常は見つからず経過観察に。

元々10年前からメニエール病があり、耳の調子が悪くなるたびにステロイド薬で対処していました。最近は耳の症状は落ち着いてきていましたが、めまいだけが残り、日常生活にも支障が出てきたため、当院に来院されました。

めまいは下を向くと強くなり、ふわふわして気持ち悪くなる。仕事や家事にも集中できず、「一度起きると、地面に足がついているか分からない感覚」とのことでした。

来院者

性別:女性
年代:50代

通院期間・通院間隔・通院回数

  • 通院期間:継続中

  • 通院回数:
     1〜3回目:週2回
     4〜6回目:週1回
     7回目以降:2週に1回
     現在:3週に1回のペースで継続中

施術と経過

メニエール病や耳の不調には、顎の緊張との関係が深いケースが多く見られます。今回の方も顎関節症があり、関連する肩甲骨のコリを確認したところ強い緊張が見られました。

肩甲骨まわりに鍼を行ったところ、顎と肩甲骨の両方が一気に緩み、初回から肩こりも軽減。5回目まで同じツボを中心に施術を行い、日常生活に支障が出るようなめまいはほぼ解消されました。

現在もメンテナンスのため通院を続けていますが、症状が強く出ることは少なく、疲れたときに耳のつまりや軽いめまいを感じる程度にとどまり、回復も早くなったと感じておられます。

使用した主なツボ

膀胱兪L、胞肓L、開谷L

まとめ

メニエールによるめまいや耳の不快感は、長く続くケースも多く見られます。ただ、初期の数回をしっかりと詰めて通っていただくことで、早期の改善に繋がる可能性が高まります。

今回の方は顎関節症の自覚がありましたが、痛みや違和感がない場合でも顎の緊張が耳の不調に影響していることは少なくありません。鍼灸では、こうした“隠れた緊張”を見極め、全身のつながりを整えることが可能です。

また、生活の中で頑張りすぎてしまう方ほど、自分の不調に気づきにくい傾向があります。「これくらい平気」と我慢せず、早めに身体を整えてあげることが、再発を防ぐ大切な一歩になります。

同じような症状でお悩みの方へ

めまいやフワフワ感の背景に、首肩のコリや全身の緊張、血流の問題が隠れていることは少なくありません。検査で異常がなくても、その緊張を整えることで症状が落ち着いていくケースがあります。お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

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※ 個人の症例であり、効果効能を保証するものではありません。症状や回復には個人差があります。

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