札幌市・白石区の鍼灸院|医師との共同研究で磨かれた、やさしい鍼(はり)の専門家

【症例33】繰り返す耳のつまり(耳閉感)・低音障害型感音難聴(20代女性)


何度も繰り返す強い耳のつまり(耳閉感)と低音の難聴に悩み、「病院で薬をもらってもいまいちスッキリしない」という状態で来院された20代女性の症例です。音をよく聞くお仕事のため、聞こえの低下は仕事にも影響していました。顎や首まわりの緊張に着目した鍼灸で、耳の症状と聞こえが安定するまでの経過をご紹介します。「耳のつまりを繰り返す」「薬で良くならない」という方に読んでいただきたい事例です。

症例33 繰り返す耳のつまり(耳閉感)・低音障害型感音難聴 20代女性の鍼灸改善症例まとめ図

来院者

性別 / 年代女性 / 20代
主な症状強い耳のつまり(耳閉感)、低音の聴力低下、ときどき耳鳴り(くり返し再発)
診断名低音型感音難聴(低音障害型)
通院期間約4ヶ月
通院回数計11回(週1回〜2ヶ月に1回へ調整)

来院までの経緯:薬でスッキリしない、繰り返す耳のつまり

「低音型感音難聴」と診断され、特に強い耳のつまり(耳閉感)を訴えて来院されました。同じ症状はこれまでにも何度も繰り返しており、病院で薬をもらってもいまひとつスッキリしない状態。一方で、何もしていないときに自然と症状が軽くなることもあり、「薬で治っているわけではなさそう」と感じていらっしゃいました。

肩こりや耳まわりの突っ張りが強いときに耳のつまりも起きている気がする——そう考え、薬以外の方法を探して当院へ来院されました。音をよく聞くお仕事をされているため、聴力が下がると仕事に支障が出る状態でした。

施術と経過:耳まわり・顎・首の緊張をゆるめる

初診〜2診目:足のツボから、耳まわりと肩甲骨をゆるめる

耳まわりの張りと肩甲骨の痛みがあったため、その両方に共通する足のツボに鍼をして緩めました。耳まわりの張りと肩甲骨の痛みは、その場ですぐに変化を実感。さらに、耳に近い顎関節を手首のツボを使ってゆるめると、耳のつまりが軽減していきました。2診目までは同じ施術を行い、良い状態の定着を目指しました。

3〜5診目:揺り戻しはあるが、頻度・程度は軽く

3診目には耳のつまりが少し戻る感じがあり、大きな音で耳鳴りが大きくなることもありました。4診目以降も、ときどきつまりを感じたり耳鳴りが一時的に強くなることを繰り返しましたが、その頻度・程度は初回よりも軽くなっていました。

6診目以降:間隔をあけても良い状態をキープ

6診目以降は通院間隔を延ばして経過をみましたが、耳の状態は良好で、耳まわりの張りも感じなくなっていきました。たまに鎖骨や肩甲骨まわりのこりを感じることはあるものの、ご自身のセルフケアで改善できるように。その後も間隔を延ばしながら経過をみても症状が強くなることはなく、聴力も回復して、仕事中に聞こえ方がおかしくなることもなくなりました。

使用した主なツボ

漏谷(ろうこく)、陽陵泉(ようりょうせん)、開谷

耳のつまり(耳閉感)と顎・首こりの関係を示した解説図

担当鍼灸師の考察:耳と顎の関係、そして「繰り返す原因」へのアプローチ

これまでにも繰り返し低音の難聴を経験し、薬では症状の改善がみられなかった方でした。今回は、耳まわりの張りや顎、鎖骨にかけての緊張がゆるむと、耳の症状も改善していきました。

特に、耳の不調がある左側のこりが全体的に強かったのですが、耳まわりや顎を集中的にゆるめることで、同じ場所にこりを感じることはほとんどなくなりました。この方のように、耳や顎の緊張が強くなると症状が出る方は多く、それだけ耳と顎の関係は深いといえます。

繰り返す難聴や耳のつまりには、その背景に何らかの原因(筋肉のこりや、環境による緊張など)があることが少なくありません。そこをできるだけ早く解消していくことが、聴力の回復にもつながります。「耳のつまりを繰り返す」「薬でスッキリしない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

繰り返す耳のつまり・低音難聴に鍼灸という選択肢を|札幌・快気堂鍼灸院白石

同じような症状でお悩みの方へ

繰り返す耳のつまり(耳閉感)や低音の難聴は、顎や首・肩まわりの緊張が関係していることがあります。薬でスッキリしない場合でも、その背景にある“こり”や緊張をゆるめることで、症状が落ち着いていくケースは少なくありません。

お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

突発性難聴・耳鳴り・耳のつまりの治療について詳しく見る

他の症例を見る(全33件)

※ 個人の症例であり、効果効能を保証するものではありません。症状や回復には個人差があります。

  • 営業日カレンダー
    « 2026年6月»
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930    
    • 休日